ミシシッピアカミミガメを展示しました

「ミドリガメ」とも呼ばれる、ミシシッピアカミミガメを展示しました。
これまで大量のミシシッピアカミミガメが日本へ輸入され、販売されてきました。そして、飼いきれなくなった個体が遺棄されたことで野外に定着し、生態系に悪影響を与えています。
2022年5月に新たな法律が公布され、特定外来生物に指定しても種によっては一部の規制から除外することが可能となります。ミシシッピアカミミガメもその一つで、個人での飼育が認められつつも、2023年春~夏頃から特定外来生物に指定され、輸入、販売、野外への遺棄等が規制される見通しです。
この水槽では、甲長5cmほどの個体と甲長30cmほどに成長した個体を展示し、外来種が在来種に与える影響などをマンガ風に紹介しています。
生き物の飼育には責任を持ち、野外に放してはいけません。生涯飼い続けられるかどうかを検討する必要があり、そのことを考えるきっかけになれば幸いです。