オレンジ色のヘビ(ジムグリ)を展示しました
2022年10月7日(金)~10月23日(日)
この個体は、2019年秋に岐阜県山県市内の道路脇の側溝にいたところを、住民の方が見つけて捕獲したものです。
ジムグリは日本固有種で主に森林に生息しています。地面の穴によく潜り、小型のネズミ類やモグラ類を食べ、全長は約70~100cm程になります。
通常、背面は褐色もしくは赤褐色で黒い斑紋が入ることがあり、腹面は市松模様になることが多く、幼蛇は赤みが強く色が鮮やかで模様がはっきりとしています。
展示個体は、オレンジ色に薄い黄色の斑紋が特徴的です。突然変異や遺伝的な要因により、生まれつきメラニン色素が欠乏しているアルビノ(色彩変異)個体と考えられます。
普段、ヘビを目にする機会は少ないかもしれませんが、この機会にじっくりと観察してみてはいかがでしょうか。
この個体は発見者の方が外国産ペットが逃げ出したのではないかと警察に連絡し、拾得物として引き渡した後、警察から委託された岐阜県在住の方が飼育管理をされています。
飼育管理者の方の「ジムグリのアルビノ個体の発見は珍しく、また非常に美しい個体であるため、ぜひ皆さんにも見ていただきたい。」という思いから、期間限定で展示することになりました。
開催日時 | 2022年10月7日(金)~10月23日(日) |
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開催場所 | 館内3階 里山の生き物水槽 (水田や用水路の生き物水槽前) |
公式サイト | https://aquatotto.com/event/schedule/detail.php?p=15588 |